時刻と時間の違いについて。【うわべ知ったか高校物理教室】
こんにちは!
力学の一番はじめ、「位置・速度・加速度」編ということで始めさせていただきます。
今日は物理の「時刻と時間」の違いについて勉強します。
<写真提供ーPAKUTASO>
①時刻と時間の違い
時刻
時刻とは、「刻まれた時間」(中二病だあ)
つまり、今!このとき!の時間のことです。
例えば、「今何時?」と聞かれたらたいていの人は「○時だよ!」と答えます。
イメージとしては、時計の針がピタッと止まり針が刺している時のことです。
物理の記号としては、timeのイニシャルから『t』と書きます。
時間
時間とは、「時と時の間」
つまり、あの時の「時刻」からこの時の「時刻」まで、どれくらい時が進んだかを表します。
時という漢字だらけで目がおかしくなってきました。
物理の記号としては、時刻の『t』とどれくらい数値が変わったかを表す、数学でおなじみΔ(デルタ)を使って『Δt』と書きます。