比熱の定義 固体と液体のみを考える熱力学【うわべ知ったか高校物理教室】
こんにちは。今日は熱力学ということで、はじめに物質の状態「固体と液体」だけを勉強していきます。
そもそも、物質には三つの状態があることはご存知ですよね。
そう、「固体・液体・気体」の三つです。
その中でも、簡単な「固体と液体」だけを勉強するわけです。
では、なぜこの二つが簡単なのでしょう?
それは、この二つが体積が変わりにくいという性質をもつからなのですが、、
詳しくは次の「状態方程式」のページで説明します。
比熱の定義
例えば、アルミのスプーンをバーナーで炙った時と、鍋に入った水をバーナーで炙った時、熱くなるのにどちらが時間がかかるかを感覚で答えて見てください。
多くの人は「熱くなるのに時間がかかるのは『水』でしょ」と答えるはずです。
両方、バーナーで炙っているのに、どうして違いが出るの?
この答えこそが、「比熱の違いがあるから」なのです。
物理の記号としてはラテン語「calor」 の「c」と書きます。
次は熱容量の説明をしていきます。
時刻と時間の違いについて。【うわべ知ったか高校物理教室】
こんにちは!
力学の一番はじめ、「位置・速度・加速度」編ということで始めさせていただきます。
今日は物理の「時刻と時間」の違いについて勉強します。
<写真提供ーPAKUTASO>
①時刻と時間の違い
時刻
時刻とは、「刻まれた時間」(中二病だあ)
つまり、今!このとき!の時間のことです。
例えば、「今何時?」と聞かれたらたいていの人は「○時だよ!」と答えます。
イメージとしては、時計の針がピタッと止まり針が刺している時のことです。
物理の記号としては、timeのイニシャルから『t』と書きます。
時間
時間とは、「時と時の間」
つまり、あの時の「時刻」からこの時の「時刻」まで、どれくらい時が進んだかを表します。
時という漢字だらけで目がおかしくなってきました。
物理の記号としては、時刻の『t』とどれくらい数値が変わったかを表す、数学でおなじみΔ(デルタ)を使って『Δt』と書きます。
はじめに
こんにちは。
今日から高校物理の説明をしていこうと思います。
ここでは、物理学を基礎の基礎(基本原理)から順番に(体系的)に理解できるように書いて行きます。応援よろしくお願いします。
しかし、そんな人一倍高い成績を修める皆さんですら、物理は理解するのに『教える人の説明の上手さ』が大きく左右する科目の中の一つだと思います。
なぜでしょう?
それは、物理が暗記だけでは理解しがたい科目だからです。
どんな人でも理解できる物理の教科書を目指して執筆していきます。よろしくお願いします!
(2017/1/7)